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埼玉が「うどん県」に?独自パスポート発行

2020年10月30日 20:56
埼玉が「うどん県」に?独自パスポート発行

香川県のイメージが強いうどんですが、実は、埼玉県はうどんの生産量が香川県に続く第2位。「うどんで埼玉県を盛り上げたい」と新たな取り組みを始めました。

30日、さいたま市内のうどん店。午前中から手打ちうどんの仕込みが行われていました。

人気のメニューは、コシが強い麺を豚肉とネギがたっぷりはいったつけ汁で味わう一品。

この店で先月から携帯電話のアプリを使った、新たなサービスが始まりました。そのサービスとは「埼玉うどんパスポート2020」。

埼玉県内にある60のうどん店が参加していて、1店舗につき3回まで割引が受けられるクーポンが発行できます。

田舎打ちうどん円満 加藤健司店主「新しいお客さんが増えてきました。パスポートを見た方がお越しになっている」

うどんといえば「香川県」のイメージですが。どうして埼玉県で、こうした取り組みが始まったのでしょうか?

埼玉県物産観光協会 秋穂進也本部長「香川県がうどん県を標榜していますが、実は埼玉県は全国2位のうどんの生産量を誇っていて、隠れたうどん王国と言えます」

実は、埼玉県は県別のうどんの生産量が、香川県に続く第2位。また県内の店では、20種類以上のうどんが提供されているといいます。

秋穂進也本部長「うどんで埼玉県を盛り上げたい、と思って始めました」

埼玉県のうどんの認知度を上げ、地域活性化につなげたいと、今回のパスポートが始まったのです。

埼玉県民「お得感が魅力的でした」「一県民としては応援したいと思います。おいしいうどん屋を回りたい」

「埼玉うどんパスポート2020」のアプリは、すでに4万人が登録しているということです。