アメリカ大統領選まで１週間を切りましたが、両陣営が最後の追い込みを行う中、鍵を握るのが、ＴｉｋＴｏｋなどを利用する若い世代です。人気ＴｉｋＴｏｋｅｒが訴えたこととは……

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若い世代に親しまれている動画共有アプリ「ＴｉｋＴｏｋ」。トランプ政権が使用禁止の動きを進める中、このアプリを使い、若い世代の投票に影響を与える動きが……。

ジョンさん（２６）は７０万人以上のフォロワーを抱える人気ＴｉｋＴｏｋｅｒ。

まず取り出したのは、メイク用品。目のまわりを白く塗り、真っ赤なネクタイを締め……

ジョンさん『アメリカを再び偉大な国に、そう再びね』

実はジョンさん、ＴｉｋＴｏｋにトランプ大統領のモノマネ動画を投稿。この日のテーマは、新型コロナ感染後に行った演説です。

トランプ大統領（今月１２日）「私は免疫があるらしい。力がみなぎっている。男性、美しい女性、みんなに濃厚なキスをしたい」

これを、身振り手振りをマネながらアレンジし、何度も撮り直した末、完成したのが、こちら。

ジョンさん『男性、すべての美しい女性、キスをしたい。濃厚なキスを私、ドナルド・トランプにしてほしいのは誰だ？』

ジョンさん「動画で彼を笑い者にすると同時に、みんなに投票を促しています。笑えるけれど、これは恐ろしいことなんだ。この選挙には国の将来がかかっています。あと４年これを続けるのか、それとも方向転換して科学者に耳を傾け、パンデミックから早く抜け出せるようなリーダーを選ぶのかということです」

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さらに、ＴｉｋＴｏｋの拡散効果を生かした活動も。オンラインで行われていたのは、音楽や画面に映し出された文字を使って投票を呼びかけるＴｉｋＴｏｋ動画の作り方を学ぶトレーニング。参加したのは、５０人以上の若者です。

こうして若者たちがそれぞれ“反トランプ”などのメッセージを投稿すると、合わせて３６００人以上の有権者登録につながったといいます。

一方で、トランプ大統領支持者の若者も、ＴｉｋＴｏｋを活用。音楽にのせて支持を訴えます。