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感染状況「全国的に微増傾向」専門家の会議

2020年10月28日 21:13
感染状況「全国的に微増傾向」専門家の会議

新型コロナウイルスの感染状況について、厚生労働省に助言する専門家の会議は、「全国的に微増傾向」だと分析しました。

28日、厚労省のアドバイザリーボードが開かれ、新規感染者数は北海道や東北、沖縄県などで増加し、「全国的に10月以降、微増傾向が続いている」と分析しました。

そして、「ヨーロッパのような感染拡大につながるかは、わからないが、クラスターの連鎖や大きなクラスターを防がないと激増につながる」と説明しました。

特に、“夜の街”での流行を防ぐことが必要だ、と強調する一方、院内感染や家庭、職場、学生の部活などでの流行は、いわば「閉じたクラスター」で広がりをくい止めやすいということです。

また、外国人の集団生活でのクラスターも起きているとして、外国人が医療機関にかかりやすいよう、情報提供などが必要だと提言しました。