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野党“学術会議問題”などで追及へ

2020年10月28日 11:43
野党“学術会議問題”などで追及へ

菅総理大臣の所信表明演説に対する代表質問が、28日から国会で始まります。野党は今国会最大のテーマと位置づける日本学術会議の任命問題で、菅総理の説明を求める方針です。中継です。

およそ1時間半後に、トップバッターとして立憲民主党の枝野代表が質問にたちます。枝野氏は「菅政権の最大の弱点は総理自身の答弁の不安定さ」と話していて、徹底追及する考えです。

政権発足から初、そして野党第一党の立憲民主党がおよそ150人の大きなかたまりとなって初の直接対決となります。

立憲民主党・安住国対委員長「残念ながら菅総理の所信表明演説には、人々の心を動かす、そういう話はなかった。館内放送の業務連絡を聞いてるような感じで、本当に味気なさを感じました」

最大の焦点は、野党側が学術会議の問題でどこまで追及できるかです。

枝野氏は「菅総理の説明は法的に破綻している」と話していて、「経緯」や「任命拒否の理由」の説明を求める考えです。そして、説明が不十分な場合、枝野氏は来週の予算委員会で再び直接追及することも検討しています。

一方で、迎え撃つ菅総理は「説明すれば理解してもらえる」と強気の姿勢を崩していません。

強気同士のトップ対決、どちらの言葉により納得感があるかがポイントとなります。