東京都は、新たに１８５人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内の感染者は、３日連続で１００人を超えています。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの１８５人で、６割を超える１１４人は感染経路が分かっていません。

感染経路別では、家庭内感染が３２人で最も多く、次いで、職場内感染が１４人、会食と施設内感染が７人でした。

院内感染が起きた足立区にある「大内病院」では、新たに患者２人の感染が判明し、この病院の感染者は６２人となりました。

また、新たに男女３人の死亡も確認しました。

都内の感染者は２万９５２０人で、死者は４４２人となりました。

一方、都は、感染状況を分析する会議を開き、感染者と感染経路不明者の数は高い水準のまま推移していて、今後の動向に警戒が必要だとして、上から２番目の警戒レベルを７週連続で維持しました。

施設内感染によるクラスターや、６５歳以上の高齢者の割合も増えていることから、都は２２日から、高齢者施設などでのスクリーニング検査の費用補助を開始しました。