トランプ大統領 南部の“激戦2州”を訪問
アメリカのトランプ大統領は16日、大統領選挙の激戦州、南部フロリダ州とジョージア州を相次いで訪れました。この2つの州は世論調査で、およそ1ポイント差の接戦となっています。
トランプ大統領はこの日、南部フロリダ州で、選挙戦のカギを握る高齢者層に向けた演説を行ったあと、支持者の集会も開きました。
トランプ大統領「18日後、フロリダで勝つ。ホワイトハウスでのあと4年を勝ち取る」
集会では、側近で、同じく新型コロナウイルスに感染したヒックス大統領顧問を壇上に呼ぶパフォーマンスも見せました。
その後、ジョージア州に移動し、開いた集会では、「ワクチンがなくても新型ウイルスの感染は終わる」などと楽観論を繰り返しました。
最新の支持率の平均では、フロリダ州でバイデン氏が1.4ポイント、ジョージア州で1.2ポイントと、それぞれリードしているものの、両者は拮抗(きっこう)していて、予断を許さない戦いが続いています。