人気キャラクター・ミッキーマウスの原点から現代、未来をテーマにした展覧会「ミッキーマウス展」が１０月３０日（金）から東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催される。

開幕に先駆け９日、日本人アーティストによる“誰も見たことがない”未来のミッキーマウス作品が先行初公開された。

展覧会はミッキーマウスのスクリーンデビュー９０周年を記念して、２０１８年～１９年にアメリカ・ニューヨークで開催された「ＭＩＣＫＥＹ：ＴＨＥ　ＴＲＵＥ　ＯＲＩＧＩＮＡＬ」から選りすぐりの世界的アーティストの作品が日本初上陸を果たす。

さらに日本展オリジナル企画として各ジャンルの第一線で活躍するアーティスト５人が参加する。

イラストレーターの大島智子さんは、「みんなから愛されている「ミッキーマウス」という存在を、自分の普段の世界観で描くことはチャレンジングでした」とコメント。

コラージュアーティストの河村康輔さん「近くで見てもらうと沢山の花の集合に見えるのですが、引いて見てもらうと顔の表情や手の動きが見えてくると思うので近くで見た後に一歩引いて見ていただきたいです」

ペインターの添田奈那さん「ミッキーマウスの歩んだ長い歴史や、時代に沿って変化してゆく姿を魅力的に感じていたので、その部分を表現しようと思いました」

カリグラファーの書道家　万美さん「今回、私はミッキーマウスの姿を漢字として捉え、書道化しました。世界のアイコンである彼自身を「共通言語」と認識することで、書道だと越えることが困難な「言葉の壁」を超える、新たな漢字が完成したように思います」

ネオンアーティストのＷＡＫＵさんは、「象徴的なミッキーマウスの三丸を、連続するネオンの光によって表しました。」とコメントし、５人がそれぞれ未来のミッキーマウスをテーマにした作品を初公開する。

「ミッキーマウス展　ＴＨＥ　ＴＲＵＥ　ＯＲＩＧＩＮＡＬ　＆　ＢＥＹＯＮＤ」は、２０２０年１０月３０日（金）～２０２１年１月１１日（月・祝）まで東京・六本木の森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ森タワー５２階）にて開催。観覧には「日時指定入館券」が必要。詳しくは展覧会公式サイトまで。