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鼻粘液で…コロナとインフル同時検査可能に

2020年10月2日 14:19
鼻粘液で…コロナとインフル同時検査可能に

新型コロナウイルスに感染しているかを調べる検査について田村厚生労働相は、2日から患者の鼻の入り口の粘液も検体として使用できると発表しました。検査によってはインフルエンザとの同時検査も可能となります。

田村厚労相「鼻から2センチぐらいのところで綿棒で採取することができる。1回でインフルそれからコロナこれが両方とも検査できると」

田村厚労相は会見で、PCR検査や抗原簡易キットなど、新型コロナウイルスのいずれの検査でも、2日から医療機関で、患者自らが綿棒を使って鼻の入り口2センチ程度の粘液を採取し、検体として使えるようになると発表しました。

対象は症状がある患者で、医師などが立ち会って採取する必要があるほか、簡易キットを使った検査の場合は、発症から2日目から9日目に限定しています。

また、簡易キットによっては1回の採取でインフルエンザも同時に検査できることになり、厚労省は、検査件数を拡大したいとしています。