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小笠原諸島で初…夫婦感染 23区内に搬送

2020年9月19日 7:09
小笠原諸島で初…夫婦感染 23区内に搬送

東京都の小笠原諸島・父島で、夫婦2人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。小笠原諸島で感染者が確認されるのは初めてです。

小池知事「60代・70代のご夫婦です。内地の方に来られて、そして戻ってから発症されたということであります」

東京都などによりますと、感染が確認されたのは、父島に住む70代の男性と60代の女性の夫婦で、小笠原諸島で感染者が確認されるのは初めてです。

夫婦は、定期船「おがさわら丸」を利用していて、父島に戻る際、都が船の乗客に実施している抗原検査では「陰性」だったということです。その後、症状が出たため、再度、検査を受けたところ、感染が判明しました。

夫婦は19日未明、海上保安庁の航空機で23区内に搬送されました。今後、都立病院で治療を受けるということです。

東京の島しょ部を巡っては、5月に御蔵島で感染者が出て以降、伊豆諸島の大島、八丈島でも感染者が相次いで確認され、今回の父島で4例目となります。