日産自動車は、新型「フェアレディＺ」の試作車を公開しました。

日産が公開したスポーツカー・フェアレディＺは、初代モデルがおよそ５０年前に登場してから１８０万台以上が生産された、日産を代表するスポーツカーです。

今回公開された７代目となるフェアレディＺは、歴代のモデルの特徴を盛り込んだ１２年ぶりとなる新型車の試作モデルです。

内田誠社長は、オンラインで開かれた新車発表会見で「フェアレディＺは日産のスピリットそのもので、構造改革でも重要なモデル」と述べ、早ければ来年度の販売を目指すとしています。

日産としては、新型コロナウイルス感染拡大の影響などを受けて厳しい経営環境が続く中、自動車ファンに人気が高い車種の新型モデルを投入することで、ブランドイメージの回復につなげたい考えです。