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“時短要請”加え、都外への旅行自粛も終了

2020年9月11日 1:34
“時短要請”加え、都外への旅行自粛も終了

東京都は、新型コロナウイルスの感染者数が減少していることなどから、23区内の飲食店などに要請していた営業時間の短縮を15日で終了することを正式に決めました。

東京都は10日に開いた分析会議で、感染者数など4つの項目全てが前の週より減少したなどとして、「感染状況」の警戒レベルを最も深刻な「感染が拡大している」から一段階、引き下げました。

都は23区内の酒を提供する飲食店とカラオケ店に営業時間を午後10時までに短縮するよう要請していましたが、期限を迎える15日で予定通り終了することを決めました。

小池都知事「都としては一定の抑制効果があったと考えています。感染防止と経済社会活動の両立をはかる、来週15日をもちまして短縮要請を終了します」

また、都外への旅行の自粛も終了し、「今後は感染防止対策に万全を期して欲しい」と述べました。

一方で、10日は276人の感染が確認されました。200人を超えるのは7日ぶりですが、都は「木曜日は感染発表が多めで特別な要因があるとは思っていない。きょう以降の動向を見なければならない」としています。