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全国感染状況「お盆挟んでも減少傾向維持」

2020年9月10日 19:41
全国感染状況「お盆挟んでも減少傾向維持」

新型コロナウイルス対策に関する厚生労働省の助言組織「アドバイザリーボード」が全国の直近の感染状況を発表しました。お盆を挟んでも減少傾向は維持されているとしながらも、三重県や宮城県などで感染拡大がみられるとしています。

会議では、直近の感染状況について、先週の分析に続き、全国的に7月下旬をピークに減少が続いているとし、「お盆を挟んでもその傾向は維持されている」と分析しました。ただ、大規模なクラスターが発生した三重県と宮城県については、感染拡大がみられるなど、地域によって感染者数の動向は異なるとしました。

また、1人が何人に感染させているかを示す「実効再生産数」について、東京都・大阪府・愛知県・福岡県・沖縄県では、先月22日時点で「1」を下回ったことが確認されたとしました。しかし、東京都と大阪府では「1」に近いとして、引き続き警戒を呼びかけました。