韓国の法相を辞任したチョ・グク被告の後任の現役法相について、韓国メディアは連日、息子や娘が“特別な待遇”を受けたとする疑惑を報じています。

疑惑が取りざたされているのは、娘の不正入学などの数々の疑惑を受けて去年、法相を辞任したチョ・グク被告の後任、秋美愛法相です。

複数の韓国メディアは、秋法相の息子が軍に服役した当時、規定を超えた休暇を取得したり、秋氏側が軍に対し「配属はソウル中心部にしてほしい」と依頼したりしたなどと報じています。

また、娘についても、フランス留学のビザを早く発給するよう、秋氏側が外務省に依頼したとの疑惑も出ています。

文在寅政権に批判的な保守系メディアは、「“チョ・グク　シーズン２”に向かっている」と指摘し、秋氏の影響が及ばない独立捜査チームを設け捜査すべきだと批判しています。

政権を支持する革新系メディアも、「青年層の支持離れが加速する」と報じていて、文政権の新たな“火種”になる可能性があります。