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不正薬物の押収量、前年比で激減 東京税関

2020年9月9日 20:15
不正薬物の押収量、前年比で激減 東京税関

今年の上半期、東京税関が押収した覚醒剤や大麻など不正薬物の量が、去年と比べて2割程度に減少したことがわかりました。

(ワインに見せかけた液状の大麻、ステーキで使う石の板に練り込まれていた覚醒剤…今年、東京税関が実際に摘発した不正薬物の一例より)

東京税関によりますと、今年1月から6月に押収された覚醒剤や大麻などの不正薬物の量は295キログラムで、去年の同じ時期と比べて1146キロ減少しました。およそ2割に減少したことになります。

新型コロナウイルスの影響で入国規制が強化され、航空機による不正薬物の持ち込みが大幅に減少したことが原因とみられています。

一方で、MDMAなど錠剤の薬物は摘発件数と押収量がともに増加したということです。