仕出し弁当で155人“食中毒” 大田区
東京・大田区で宅配弁当を製造する「玉子屋」の仕出し弁当を食べた155人が腹痛などの症状を訴え、保健所は食中毒が発生したと断定しました。
東京都によりますと、先月28日「玉子屋」が製造した仕出し弁当3万6820食を食べた人のうち、会社、学校、医療機関の職員、155人が腹痛、下痢、発熱などの症状を訴え、そのうち男性1人が入院していたということです。
大田区保健所は、患者が共通して「玉子屋」の仕出し弁当のおかずを食べていたことなどから、食中毒と断定しましたが、原因の食材の特定には至らず調査を続けています。
問題の弁当を製造した工場は、3日から営業を自粛していて、大田区は、7日から3日間の営業停止処分にしました。