台風影響は 長崎・対馬市から中継(6時)
「大型」で「非常に強い」台風10号が現在、長崎県の西の海上を北上しています。長崎県の対馬から中継です。
長崎県対馬市の中心部にあるホテルから安全を確保した上でお伝えします。対馬は6日夜遅くに暴風域に入り、午前3時頃から雨風ともに強くなってきました。4日の降り始めからの雨量は厳原で120.5ミリに達しています。
現在、対馬市全域に避難勧告が出されていて、対馬市交流センターにも避難所が開設されました。
7日午前0時現在、52か所の避難所が開設されていて、771世帯1491人が避難しています。
対馬市は今月2日に台風9号が接近した際、停電や家屋の破損などの被害が出たため、「逃げないといけないと思った」と話す方もいらっしゃいました。
台風9号が接近した際にも対馬市で取材にあたりましたが、その時以上に、地元の方々の緊張感が高まっているように感じました。対馬が暴風域から抜けるのは7日昼過ぎの見込みです。