アメリカ西部オレゴン州でトランプ大統領の支持者とみられる男性が銃で撃たれて死亡した事件で、捜査当局が３日、容疑者の男を射殺したと報じられました。

この事件は、先月２９日、オレゴン州ポートランドで、トランプ大統領の支持者で極右グループのメンバーとみられる３９歳の男性が銃で撃たれて死亡したものです。

ニューヨーク・タイムズなどによりますと、その後の捜査で、極左グループ「アンティファ」の信奉者とみられる４８歳の男が容疑者として浮上。捜査当局が３日、西部ワシントン州で、男を射殺したということです。逮捕しようとした際に、男が銃を手にしたとの情報もあるということです。

男の死亡が報じられた後、極右側のリーダーはＳＮＳに、「男性の殺害に関わった残りの１１人はどこだ」などと投稿。両者の対立が激しさを増しています。