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NY株807ドル安 一時1千ドルあまり↓

2020年9月4日 7:21

3日のニューヨーク株式市場は、相場をけん引してきたハイテク株を中心に利益を確定するための売りが広がり、ダウ平均株価は一時、1000ドルあまり値を下げる場面もありました。

3日のニューヨーク株式市場ダウ平均株価は、前日比807ドル77セント安の、2万8292ドル73セントで取引を終えました。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も598.34ポイント下げて1万1458.10で取引を終えています。

この日は、翌日に控えた雇用統計の発表や週末の3連休を前に、これまで相場をけん引してきた主力ハイテク株に当面の利益を確定させるための売りが広がりました。

特にIT大手「アップル」や「マイクロソフト」、顧客情報管理の「セールスフォース」が大きく売られ、この3銘柄だけでダウ平均を240ドルあまり押し下げました。

ダウ平均の下げ幅は、一時1000ドルを超える場面もありました。

市場関係者は「ハイテク株は短期間で大きく値上がりしていて、過熱感が高まっていたことから、一時的な調整の動きが広がったものとみている」と話しています。