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コロナとインフルとに備え…受診方法変更へ

2020年9月4日 13:57
コロナとインフルとに備え…受診方法変更へ

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備えて、加藤厚生労働大臣は、発熱患者の受診方法を直接、地域の医療機関に電話で相談する体制に変更すると発表しました。

加藤厚労相「まさに地域の検査、診療医療機関を受診する仕組みに変えることにします」

これまで、発熱などの症状がある場合、新型コロナウイルスの疑いがあるため、まず、帰国者・接触者相談センターに電話してPCR検査などを受ける流れとなっていました。

しかし、今後、インフルエンザとの同時流行で発熱患者の増加が想定されるため、発熱した場合には直接、かかりつけ医や身近な医療機関に電話して、新型コロナとインフルエンザ、両方の検査を受けられる仕組みに変更するということです。

電話を受けた医療機関が検査できない場合には、他の医療機関を紹介することになります。

厚労省は、来月中に体制を整備するよう、4日、都道府県に通知したということです。