“時短継続”と“解除”「手探り」飲食店は
1日夜、東京・杉並区にある居酒屋「串焼き田舎味噌 もやし」では――。
利用客「お酒はやっぱり好きなので来ちゃいました」
久々に店を訪れたという常連客。最近は飲みに行く機会がなかなかつくれないといいます。
常連客「(午後)10時くらいに(仕事が)終わるので。そこから飲みに行くところはやっぱりない」
東京23区内では、9月に入ってもお酒を提供する飲食店などで午後10時までの時短営業の要請が延長されています。こちらの店舗は、都の要請通り午後10時に閉店しました。
小林和也店長「お客様が来ていただいて楽しい空間をつくっていきたいという気持ちはずっとあるので、それができないことに関しては不満はあります」
そして1日午後10時すぎ――。時短営業の要請が延長されている杉並区から、要請が解除された23区外の武蔵野市へ移動しました。
武蔵野市の繁華街、吉祥寺にある居酒屋「やきとり門傅 吉祥寺店」では、午後10時以降も飲食を楽しむ利用客の姿が――。
利用客「『きょうは行くぞ』って心に決めてました」「(午後)10時以降に食事をするニーズは絶対にあるし、正直便利だと思います」
1日から午前0時までの営業に変更しましたが、まだ手探りの状況だといいます。
遠藤菜美子店長「客がどう考えているのかまだわからないので、営業時間を延ばしても売り上げが伸びるかどうかは、まだ判断しかねる」