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共和党大会 ペンス副大統領が指名受諾演説

2020年8月27日 12:03

11月のアメリカ大統領選に向けた与党・共和党の全国大会は3日目を迎え、ペンス副大統領が指名受諾演説を行いました。

ペンス副大統領の指名受諾演説が始まりました。トランプ政権の新型コロナウイルス対策のトップを務める立場から、対応の成果をアピールする演説になるものとみられます。

演説は、ワシントン近郊にある要塞を舞台に行われています。その演説会場には、トランプ大統領が大統領専用のヘリコプターと車を乗り継いで駆けつけ、短く演説する可能性もあります。

27日の党大会ですが、大統領を就任前から支えてきた側近のコンウェイ上級顧問が登場し、トランプ氏こそが必要な大統領だと訴えました。

米上級顧問・コンウェイ氏「(トランプ氏は)我々にもう4年必要な大統領だ。彼は最も困難な闘いを選び、最も複雑な問題に取り組む人だ」

また、中国出身の盲目の人権活動家、陳光誠氏も登場し、トランプ大統領の中国に対する強硬姿勢をたたえました。

中国出身の人権活動家・陳光誠氏「中国の侵略を阻止するために他の民主主義の連合を集めること。トランプ大統領はこれを先導している」

一方、感染が続く新型ウイルスをめぐっては、トランプ政権の対応に批判が高まっていますが、政府の対策本部のトップを務めるペンス氏は、27日の演説で、ワクチンの早期開発など取り組みを強調し、成果としてアピールするものとみられます。

また、ペンス氏は、トランプ大統領の有力な支持基盤、キリスト教福音派の敬けんな信者でもあります。ただ、この福音派の支持率は複数の世論調査では、下落傾向にあり、ペンス氏が支持をつなぎとめるメッセージを発信できるかもポイントです。