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新幹線“飛んできた”ビニールハウスと衝突

2020年8月22日 23:51

22日夕方、走行中の北陸新幹線が、飛んできたとみられるビニールハウスと衝突し、緊急停止しました。乗客らにケガはありませんでしたが、北陸新幹線は、長野駅と高崎駅での間で運転を見合わせています。

JR東日本によりますと、22日午後6時10分ごろ、佐久平駅と軽井沢駅を走行していた金沢発-東京行きの北陸新幹線はくたか570号が、長野県御代田町で線路上にあった農業用のビニールハウスと衝突し、緊急停止したということです。

この新幹線には乗客240人がいましたが、ケガをした人はいませんでした。

北陸新幹線は、長野駅と高崎駅の間で運転を見合わせていて、運転再開の見通しはたっていないということです。

JR東日本は、はくたかに別の新幹線を横付けして乗客に乗り換えてもらう作業を行っています。

はくたかの運転士によりますと、当時、現場付近は小雨が降っていたということですが、気象庁によりますと、関東甲信地方では午後から局地的に雷雲が発達していて、長野県内でも突風が吹いた可能性があるということです。