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教えて!東京五輪・パラのギモン 「暑さ」

2020年8月22日 12:34
教えて!東京五輪・パラのギモン 「暑さ」

来年に延期された東京オリンピック・パラリンピック。前例のない延期決定に今後はギモンだらけ。大会運営を取り仕切る大会組織委員会のキーマンがそのギモンに答えます。第1回は「暑さ」です。

来年7月、この国立競技場で開幕する東京オリンピック。連日、猛暑が続く都内。大会のチケットを持っているという子供たちからこんなギモンが…。

中学生「競技場も暑いと思うんですけど、大変だなと思う」
小学生「どのように暑さをしのぐか聞いてみたいです」

今回、この暑さのギモンに答えてくれるのは、はっぴ姿で迎えてくれた大会組織委員会の中村英正GDOです。

Q『GDO』という役職、聞き慣れないが?

「ゴルフ・ダイジェスト何とか勘違いされる方もいらっしゃるが、ゲームズ・デリバリー・オフィサーということで、組織委員会12くらい局がありまして、大会準備・スポーツ局・警備・輸送…1つのイベントですので、横串をさすところがどうしても必要になりまして、こぼれたところがないように注意をしていくそういう係」

実質的な大会の統括である中村さんは「暑さ対策」を担当しています。去年夏、大会組織委員会は屋外競技のテストイベントを中心に日よけテントや、ミスト、さらには人工雪を降らして、冷却効果をみるなどあの手この手で検証を重ねてきました。

「暑い暑い、わかっていてもテストイベントいくと帽子を忘れたとかそういう方がいらっしゃる。暑さ対策5か条みたいな形で事前にアナウンスするのが大事」

「これまで大会では基本的に飲み物の持ち込みはできなかったんですが、暑さが相当深刻だということで、一定の条件をもとに持ち込みということにさせていただいた。折りたたみの日傘なども必要だろうということで、IOCとかと調整してOKとしていただいた」

熱中症対策のため、ペットボトル飲料が条件付きで、持ち込みOKに。これは、オリンピックで初めてのことです。来年は、「暑さ」に加え、「新型コロナウイルス」という大きな課題がのしかかります。

「待ち時間や動線をどうするとか、1年前のいい機会ですのでなるべく会場に出て再チェック。秋からコロナ対策の検討が個別に始まってまいりますので、今一度現場をみて暑さも感じてコロナを考える。机上の空論ではなくて実際的な検討ができるんじゃないか」

Jリーグやプロ野球、さらには海外のスポーツ大会などの感染症対策を研究しているという大会組織委員会。秋からコロナ対策の検討をはじめ年内にその骨格をつくるとしています。