アメリカのＩＴ大手「アップル」の時価総額が１９日、一時、２兆ドルの大台を突破しました。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、需要が伸びているのが要因です。

１９日のニューヨーク株式市場で、ＩＴ大手「アップル」の株価は上昇し、一時、時価総額が２兆ドル（日本円で２１０兆円）を超えました。

２兆ドルを突破したのは、サウジアラビアの石油会社に続き世界で２社目、アメリカ企業としては初です。

新型コロナウイルスのまん延で、在宅での勤務や学習が増えていて、ノートパソコンの販売や、音楽や動画配信などのサービス部門が伸びており、先月、発表した決算も増収増益となっています。

アップルの株価は去年末から６割近く上昇していて、新型コロナウイルスの中で、ニューヨーク市場をけん引するＩＴ企業の代表格となっています。