東京都は１７日、新たに１６１人が新型コロナウイルスに感染していたと発表しました。都内の感染者は６日ぶりに２００人を下回りました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの男女１６１人で、このうち６割近い９２人は、今のところ感染経路が分かっていません。

感染経路で最も多いのは、家庭内感染の２７人でした。女性は１８人いて、このうち１１人は、同居する夫から感染していました。

また、会食での感染は１２人いて、中には今月の３連休中に友人ら総勢２３人でバーベキューを行い、すでに感染が判明していた男性１人を含む、２０代から３０代の男女８人が感染しました。

さらに、４０代の男性は、３連休中に友人７人とゴルフに行き、感染しました。このゴルフの集まりでは、あわせて２人が感染しています。

都内の新規感染者は、１週間平均で見ると、１７日は２５８．７人で、今月１０日の３３５．９人に比べ、およそ７７人減少しています。

ただ、ピークアウトしたかどうかについて都の担当者は、「３連休やお盆で医療機関が休みの場合もあり、今週１週間の増減を見る必要がある」と、慎重な見方を示しています。

一方、新たに７０代の男性１人の死亡も確認されました。都内の感染者は１万７８７５人で、死者は３４１人となりました。