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前日“半年ぶり高値”利益確定売りでダウ↓

2020年8月14日 7:25

13日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、前の日に約半年ぶりの高値をつけたことから利益を確定させる売りが出て、80ドル安で取引を終えています。

13日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前の日の終値から80ドル12セント値を下げ2万7896ドル72セントで取引を終えました。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は30.27ポイント上げて1万1042.50で取引を終えています。

ダウ平均は前の日に約半年ぶりの高値をつけたことを受け、この日は、当面の利益を確定させる売りが優勢となりました。また、新型コロナウイルスに関する追加の経済対策を巡り、与野党の協議にこれといった進展がなかったこともマイナス材料となりました。

一方で、朝方に発表された先週1週間の失業保険の申請件数は2週続けて減少した上、約5か月ぶりに100万件を下回ったことで雇用の回復が意識されたため、下げ幅は限られました。

市場関係者は「ハイテク関連株はこの日も堅調で、今のところは上昇基調が続くとみている」と話しています。