アメリカで新型コロナウイルスの感染者が若年層の間で急増しているとの報告書が発表されました。

アメリカの子供病院協会などの報告によりますと、０歳から２４歳までの感染者は全体の１割以下のおよそ３４万人です。しかしこの４分の１以上が７月下旬の２週間で新たに確認されるなど急増していることが分かりました。

南部ジョージア州の高校では登校再開初日にマスクをしない大勢の生徒が撮影され、その後、校内で感染が確認されたため再び閉鎖されました。

現地メディアは本格的な学校再開が感染拡大を招く恐れもあるなどと伝えています。

一方、世界全体の感染者数はジョンズ・ホプキンス大学のまとめで１１日、２０００万人を超え、アメリカ、ブラジル、インドで半数以上を占めています。