オンライン診療 不認可の薬処方など88件
新型コロナウイルスの感染を防ぐためにインターネットなどを使ったオンライン診療で、初診で認められていない向精神薬などが処方されていたケースが88件あったことが分かりました。
「オンライン診療」は、今年4月から新型コロナウイルスの感染が収束するまでの時限的な措置として、初診でも認められています。
6日のオンライン診療について議論する厚労省の検討会で、初診のオンライン診療は4月から6月までに2万件以上行われたことが報告されました。
このうち、初診のオンラインでは認められていない向精神薬を処方されていたケースが88件あったことが分かりました。厚労省は、都道府県を通じて医療機関を指導するということです。
一方、オンライン診療は、感染が収束していないとして、少なくとも3か月継続することが決まりました。