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英製薬“ワクチン”1億回分供給で合意へ

2020年8月6日 15:33

イギリスの製薬会社などが開発中の新型コロナウイルスのワクチンについて、日本政府が近く、1億回分以上の供給を受けることで合意する見通しであることがわかりました。

イギリスの製薬大手「アストラゼネカ」がオックスフォード大学と共同開発中のワクチンは、来月中の実用化を目指して臨床試験が進んでいます。

オックスフォード大学は先月、ワクチンをヒトに投与した結果、ウイルスの働きを弱める「抗体」と、「強い免疫反応が見られた」と発表しました。

こうした中、政府関係者によりますと、厚生労働省と「アストラゼネカ」の交渉で、近く1億回分以上の供給を受けることで合意する見通しになったということです。