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日本感染症学会コロナとインフル両方検査を

2020年8月3日 21:56

この冬、新型コロナウイルスとインフルエンザが同時に流行する可能性があるとして、日本感染症学会は、原則として、両方の検査を行うよう推奨する指針を医療機関に向けて公表しました。

日本感染症学会は3日、公表した指針で、次の冬に新型コロナウイルスの大きな流行が予測されていて、これがインフルエンザの流行期と重なることにより重大な事態になることが危惧されると指摘しました。

しかし、インフルエンザと新型コロナウイルスでは治療法が異なることから、どちらに感染しているか区別する必要があり、指針では、「症状のみで新型コロナウイルスとインフルエンザを区別することは困難」とし、原則として、同時に検体を採り、両方の検査を行うことを推奨しています。

ただし、新型コロナウイルスは地域によって流行状況が大きく異なるとして、流行状況を4つのレベルに分けて、とるべき対応を書いていて、たとえば、2週間、新型コロナウイルスの発生がない都道府県では、新型コロナの検査は原則不要としています。一方、子どもについては、別項を設け、「小児の間で新型コロナウイルスの流行はほとんど見られていない」と説明しています。

その上で、原則として、インフルエンザと新型コロナウイルスの検査を同時に行うが、コロナの検査キットの数が限られている場合や、流行の状況によってはインフルエンザの検査を先に行い、抗インフルエンザ薬を投与し、2日程度経っても、経過が思わしくない場合は、新型コロナウイルスの検査を行う場合もあるとしています。