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WHO「若者らが感染を急増させている」

2020年7月31日 12:24

WHO(=世界保健機関)は、夏になり若者らが気を緩めたことで新型コロナウイルスが急拡大しているとして警戒を呼びかけました。

WHOのテドロス事務局長は、「北半球が夏を迎え、一部の国で警戒を緩めた若者らが感染症例を急増させている」と指摘し、若者らに新型ウイルスの危険性をどう理解させるかが課題だと訴えました。

専門家は、感染した若い人の多くは中程度の症状だとしています。しかし、中には倦怠(けんたい)感や呼吸がしづらいなどの症状が長い間続き、職場への復帰や運動ができなくなる例もあるなどとして警鐘を鳴らしました。