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熊本豪雨3週間 コロナと大雨で復旧進まず

2020年7月25日 17:20
熊本豪雨3週間 コロナと大雨で復旧進まず

熊本県の南部を中心に大きな被害をもたらした豪雨災害から3週間が経ちました。被災地では、その後も続いた大雨と新型コロナの影響で復旧作業が思うように進んでいません。

熊本県では、新型コロナ感染防止対策で災害ボランティアが県内の人だけに制限されたうえに、この3週間、悪天候が続き、たびたびボランティアの受け入れそのものが中止されたため、復旧作業が滞りがちです。

熊本県内では、今回の豪雨で65人が死亡し、2人が行方不明。また700棟以上が全半壊し、5900棟以上が床上浸水しました。指定避難所などには、1519人が身を寄せています。

さらに被災した自宅で避難生活を続ける在宅被災者や車中泊をしている人が、1580人以上いることがわかっています。