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バカンスに入り…仏で検査希望者が急増

2020年7月22日 4:59

新型コロナウイルスの感染が再拡大しているフランスでは、バカンスの時期に入ったこともあり、感染したかどうかを確かめる検査希望者が急増しています。

フランスでは、感染の第2波への懸念が高まっていて、パリ市が設置した検査場には、抗体検査を希望する市民の行列ができました。

検査を受けに来た人「新型コロナが怖いので来ました。バカンスに行くので念のために」

マクロン大統領は、週70万件以上のPCR検査ができるよう態勢を整備したと発表しましたが、現地メディアは、検査場はどこも大混雑で受け入れ能力の限界を超えているなどと伝えています。

バカンス先で陰性結果の提出が必要な人たちの駆け込み検査や、多くの検査技師が長期の休みに入ったことなどが理由で、技師の組合は政府に改善を求めています。