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ワクチン「強い免疫反応」9月にも実用化か

2020年7月22日 1:39

イギリスのオックスフォード大学は、開発を進めている新型コロナウイルスのワクチンについて、「強い免疫反応が見られた」と発表しました。

オックスフォード大学が開発を進めているワクチンは、臨床試験が最終段階まで進んでいて、「有力な候補」ともされています。

大学の発表によりますと、ワクチンをヒトに投与した結果、ウイルスの働きを弱める「抗体」と、感染した細胞を攻撃する「キラーT細胞」による「強い免疫反応が見られた」ということです。

ワクチンは、早ければ9月にも実用化される可能性があります。

共同開発するアストラゼネカは21日、日本でも大量のワクチンを供給したいとしていて、日本政府と協議を進めています。

アストラゼネカ/パスカル・ソリオCEO「日本政府との話し合いが重要となる。近々この話し合いがまとまるのを望む」

一方で、日本で緊急事態として治験が免除されなかった場合は、供給が遅れる可能性があると指摘しました。