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IOC会長 五輪観客削減検討「時期尚早」

2020年7月18日 18:47

新型コロナウイルスの影響で来年7月に延期された東京オリンピックについて、IOC(=国際オリンピック委員会)のバッハ会長は17日、観客削減を検討する可能性に言及しました。

IOCバッハ会長「(Q:観客を減らす可能性は?)検討すべきシナリオの一つだが、(観客数の検討は)まだ時期尚早だ」

バッハ会長は17日、IOC総会後の記者会見で、東京オリンピックの観客数を制限するかは、その時点での渡航制限などの状況次第との認識を示しました。

一方で、「会場が多くの熱狂的なファンで埋め尽くされるよう目指している」とも述べ、議論するのは時期尚早だとしています。

東京オリンピックは、来年7月の開催に向けて、新型コロナウイルスの感染対策や経費削減を念頭に大会の簡素化が進められる方針ですが、開会式と閉会式を簡素なものにするかについて、バッハ会長は「大会組織委員会が、感染対策との適切な兼ね合いを見つけてくれると思う」と述べるにとどまりました。