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第2局勝利 藤井七段「ずっと苦しかった」

2020年7月14日 23:30
第2局勝利 藤井七段「ずっと苦しかった」

将棋の王位戦七番勝負第2局は2日目の14日、挑戦者の藤井聡太七段が、木村一基王位に終盤で逆転し、勝利しました。

第2局2日目の14日、勝負は藤井聡太七段が初めて行った「封じ手」を開封し、再開されました。

勝負は初日に続き、先手の木村一基王位が得意なかたちで進め、終盤までにはリードし、攻め込みましたが、終盤で藤井七段が逆転し、14日午後7時40分に144手で木村王位を投了に追い込み勝ちました。

これで藤井七段の2勝となり、残り5回の対局で2勝すると王位のタイトルを獲得します。

藤井聡太七段(17)「常に厳しく攻められて、ずっと苦しかったかなと思うんですけど、最後開き直って踏み込んだという感じなので最後まで分からなかったです」

一方、棋聖戦では、藤井七段が16日に大阪で、棋聖の渡辺明三冠と対局予定で、勝つと史上最年少でのタイトル獲得となります。