全米で黒人差別に対する抗議活動が続く中、ニューヨークのトランプ大統領が所有するビルの前の路上に「黒人の命は大切だ」というメッセージが描かれました。

マンハッタンの目抜き通り・五番街に面したトランプタワー前の路上で９日、黄色の文字で「ブラック・ライブズ・マター（黒人の命は大切だ）」とのメッセージが描かれました。

これはニューヨーク市が計画したもので、黄色のＴシャツを着た若者らとともに、デブラシオ市長も参加しました。

デブラシオ市長「トランプ大統領は、我々が高級な五番街をけがすと言っていた。我々は何もけがしていない。五番街を解放しているんだ」

トランプ大統領はこのペイントについて、「憎悪の象徴だ。この金を犯罪対策に使え」とツイートするなど強く反発していました。