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米機関が分析 平壌近郊施設で核弾頭製造か

2020年7月9日 17:35

アメリカの研究機関は、最新の衛星写真から北朝鮮の首都・平壌近郊の施設で、核弾頭の製造が続いている可能性があるとの分析結果を公表しました。

ことし5月に撮影された平壌の西に位置する元魯里の施設の衛星写真――。

分析を行ったアメリカのミドルベリー国際大学院の専門家によりますと、厳重な警備状況や指導者が訪れたことを示す記念碑、地下施設への入り口などの特徴が、ほかの核関連施設と似ているとしています。

また、車両の動きが継続的に確認されていることなども踏まえ、この施設で、「核弾頭が製造されている可能性がある」と指摘しています。

一方で、韓国の聯合ニュースは韓国軍関係者らの話として、この場所の近くにミネラルウオーターの工場があるなど「核開発と関連しない場所」との見方を伝えています。