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藤井七段 史上最年少タイトル獲得持ち越し

2020年7月9日 21:45
藤井七段 史上最年少タイトル獲得持ち越し

史上最年少でのタイトル獲得に王手をかけていた藤井聡太七段は、9日の対局で、棋聖の渡辺明三冠に敗れました。史上最年少でのタイトル獲得は、持ち越しとなりました。

藤井七段は9日、都内で行われた、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局で、棋聖の渡辺三冠に挑みました。

対局は、序盤は速いペースで進み、午後からは、渡辺三冠が有利に勝負をすすめ、対局開始から10時間以上たった午後7時12分、藤井七段は、142手までで投了し、敗れました。

藤井七段「いくつかミスが出てしまったかなと思います。今日の将棋の内容を反省して、次につなげられたらと思っています」

棋聖戦五番勝負で藤井七段は、2勝1敗となり、期待されていた史上最年少でのタイトル獲得は、次局以降に持ち越しとなりました。

第4局は、今月16日に大阪市で行われます。