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九州北部「線状降水帯」の恐れ 早め避難を

2020年7月6日 14:13
九州北部「線状降水帯」の恐れ 早め避難を

6日午後に入り、発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が九州北部にかかりつつあります。今後、急激に状況が悪化する恐れがあり、気象庁は、早めの避難を呼びかけています。

気象庁・杉本悟史主任予報官「九州付近では、前線がだんだん北に上がり、対馬海峡付近に明日にかけて停滞する。目先に危険が迫っていれば、やはり避難をためらわないでいただければと思う」

特に、鹿児島の大隅半島では、明け方から猛烈な雨が降り続いており、気象庁は「重大な災害が起きる恐れがある」と説明しました。

また、午後に入り、九州北部に発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が形成されつつあり、気象庁は、今後、急激に状況が悪化する恐れがあるとして、早めの避難を呼びかけています。

梅雨前線は7日夜にかけて北上し、九州から東北の広い範囲で大雨の恐れがあるため、土砂災害や川の氾濫に厳重な警戒が必要です。