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レジ袋有料化 背景に「プラごみ」海洋汚染

2020年7月2日 19:14
レジ袋有料化 背景に「プラごみ」海洋汚染

7月1日から始まったレジ袋の有料化。コンビニなどでは1枚3円などとなりました。有料化の背景にあるのはプラスチックごみによる海洋汚染。専門家は「今私たちが動けば止められる」と話します。

■レジ袋有料化 各店舗で対策

コンビニ店員「こちら、有料のレジ袋をご利用ですか?」
客「(マイバッグ)持ってきました」

都内のコンビニ。レジ袋の有料化が始まり、新しいやりとりが聞かれるようになりました。

コンビニ大手3社のレジ袋は1日から1枚3円。レジ袋を購入した男性は「これでお金かかるのちょっとやだなというのはあります。でも仕方ないですね」と苦笑します。

一方「吉野家」は、マイバッグでは衛生管理ができないなどの理由で今後も無料提供を継続。有料化が義務づけられていない素材を使ったレジ袋で対応します。

食品売り場から、レジ袋自体が消えたのは「三越伊勢丹」。30円と50円の有料の紙袋に切り換えました。

■背景はプラスチックごみによる海洋汚染

こうした有料化の背景にあるのが、プラスチックごみによる海洋汚染です。

私たちがたどり着けない水深およそ4800mの深海には、数え切れない量のレジ袋などが漂い続けているのです。去年、海洋研究開発機構の調査で見つかった「ハンバーグの袋」を調べてみると、35年も前のものだとわかりました。

海洋研究開発機構海洋プラスチック動態研究グループ・千葉早苗リーダーは「ニボシとかをそこら辺のお店で買ってきて、お腹を調べて顕微鏡で見ると、小さいプラスチックが入っていたりする。もしかしなくても(私たちは)普通に食べていると思う」と話します。

千葉早苗リーダー「プラスチック問題というのは、今私たちが動けば止められます。少なくともこれ以上増やしてはいけないわけですよ」