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鉄道・計画運休時のガイドライン策定

2020年6月29日 21:35

東京都は台風の接近で、鉄道の計画運休がおこなわれた場合に企業が社員の出退勤の判断を適切にできるようガイドラインを策定しました。

去年秋の台風15号では、首都圏の鉄道が長時間運転を見合わせ駅に出勤する人が集中し大混乱となりました。

こうした教訓から東京都では企業の経営者や労働者の団体と協議を重ね29日、計画運休時の出退勤ガイドラインを策定しました。

ガイドラインでは計画運休の際はテレワークを活用することや、出勤抑制について取引先などとの相互理解や協力が必要としています。

また、計画運休の48時間前や24時間前といったタイミングでとるべき具体的対応を書いたタイムラインを作成しておくことが望ましいとしています。

こうした事前計画は、新型コロナウイルス対応にも有効だとして都はガイドラインをマニュアルの策定に役立てて欲しいとしています。