×

「テレワーク経験」東京23区で55.5%

2020年6月21日 14:35
「テレワーク経験」東京23区で55.5%

新型コロナウイルスの影響による生活意識や行動の変化に関する調査を政府が行いました。テレワークを経験した人は全国の3割以上で、東京23区では5割を超えたことが分かりました。

内閣府が5月25日から6月5日に、全国約1万人を対象にインターネット上で行った調査によりますと、新型コロナウイルスの影響でテレワークを経験した人が全国で34.6%で、東京23区では55.5%にのぼることが分かりました。

通勤時間に関しては、東京23区の56%の人が「通勤時間が減った」と回答し、そのうち7割を超える人が「今後もこの通勤時間を保ちたい」と答えました。

また、テレワークの利用などにより、夫婦間の家事・育児の役割分担において、「夫の役割が増えた」と回答した家庭は全体の4分の1を超えました。

西村経済再生担当大臣は、今後もテレワークを推進するため「あらゆる作業のデジタル化を早急に進めたい」とし、また、「これを機に働く人の仕事と家庭の両立や男性の育休取得を進めたい」と述べました。