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八村塁選手らワシントンを行進 差別に抗議

2020年6月20日 9:02

アメリカの黒人の奴隷解放記念日にあたる19日、NBA(=アメリカプロバスケットボールリーグ)の八村塁選手らが、黒人差別に抗議するため、首都・ワシントンを行進しました。

黒人差別に抗議の声をあげて行進する八村選手。これは、19日のアメリカの奴隷解放記念日に合わせ、八村選手が所属する「ワシントン・ウィザーズ」と、同じくワシントンを拠点とするWNBA(=女子プロバスケットボールリーグ)の「ワシントン・ミスティックス」が、全米に広がる抗議デモに連帯を示そうと企画したものです。

選手たちは皆、「ブラック・ライブズ・マター」=「黒人の命は大切」と書かれたTシャツを着て、デモ参加者らとともに約4キロを行進し、差別の撤廃を訴えました。

こうしたデモが全米各地で行われる中、ロサンゼルスの市長は19日、人種間の公平性の実現に向けた取り組みを発表しました。市のすべての部署で人種差別について調査を実施するほか、新たに専任の監督者を設置することを命じました。