東京都は、新たに３５人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。一方、感染拡大への警戒を呼びかける「東京アラート」はいったん、１９日で終了し、今後は、新たな形で注意をうながすことになります。

東京では１９日、新たに３５人の感染と３人の死亡が発表されました。感染者の半数以上の１９人は、いまのところ経路が分かっていません。

いわゆる「夜の街」と関係ある人は１１人いて、そのうちホストクラブの従業員が４人、客として訪れた女性が１人でした。

都は、ホストクラブなどの接待を伴う飲食店やライブハウスなどの営業再開を１９日から認め、休業要請は事実上、全面解除されました。新規の感染者数など７つの指標に応じて警戒を呼びかけるいまの形での「東京アラート」は１９日で終了し、レインボーブリッジのライトアップも午前０時に消されました。

都は警戒の呼びかけなどを行う指標の見直しを進めていて、今月中にもとりまとめる予定です。