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委託団体「翌日誰もいなかった」蓮舫氏追及

2020年6月11日 12:23
委託団体「翌日誰もいなかった」蓮舫氏追及

新型コロナウイルスの感染拡大に対応する第2次補正予算案の審議が11日から参議院で行われています。野党は、引き続き、持続化給付金の事務委託の実態について追及しています。

立憲民主党の蓮舫副代表は、政府が事務委託した民間団体がメディアに業務の様子を公開した翌日に視察に行ったところ、誰もいなかったと指摘しました。

立憲民主党・蓮舫副代表「仕事を再開したって大々的にメディアに公開したんですよ。そしたら、きのう国会議員が視察に行ったら誰もいません。何ですかこれ」

梶山経産相「5名が経理の担当ということで、銀行とのやりとりをしております。ただこれは、リモートでもできますので」

立憲民主党・蓮舫副代表「リモートワークを解除して5人が常駐すると言って、メディアが来たときだけその仕事をしている姿を見せて、きのうから誰もいないんです。もっと言ったら呼び鈴も内線電話も外されました。どういうことですか」

梶山経産相「いや私どもはリモートワークをしているという認識でございます」

立憲民主党・蓮舫副代表「こんな団体に大切な税金を渡して、持続化給付金いつまでもスピード感持って届いてない。適正なんですか」

安倍首相「これ精算払いをしている、することになっているわけでありますから、ちゃんと人が張りついて事業があって、そしてそこで費用が発生しない限り支払いは行わないということでございますし、決してそこで中間に入ってる業者がそれを懐に入れるというものでは全くないということでございます」

第2次補正予算案は、12日に採決され、与党と立憲民主党などの賛成多数で成立する見通しです。