緊急事態宣言が全面的に解除されてから１週間となる１日の朝、都心のターミナル駅では多くの人の姿が見られました。

午前８時すぎのＪＲ品川駅では、マスク姿の通勤客が多く見られました。緊急事態宣言が出ていた１か月前と比べると、人出が戻りつつあるのがわかります。

通勤客「きょうから８割くらい戻ってるんじゃないかってくらい混んでました。朝のラッシュ経験しちゃうと（継続して）在宅（勤務）も取り入れていいかな」

内閣官房によりますと、先月２５日に緊急事態宣言が解除された５都道県での５月３１日の人の流れは、感染拡大前と比べて減少率が東京の新宿駅で５１．４％、千葉駅で２６．６％など、およそ２割から６割と低くなっています。

東京都は１日から休業要請などの緩和の段階を「ステップ２」に移行しており、人の流れは徐々に戻りつつあります。