緊急事態宣言が解除されて２日目の２７日の人出は、前日と比べて全国的に増加傾向にあることが分かりました。

２８日午前８時すぎの東京・品川駅では、通勤客から前向きな声も聞かれました。

通勤客「不安にずっとなっていてもしょうがないので、まずは自分たちができる限りの対策をきちんとやっていくしかないかなと」

内閣官房によりますと、２７日の都内の人の流れは、２６日と比べて新宿・歌舞伎町でマイナス１５．６％と減少傾向となっています。感染拡大前と比べると、５割から７割の減少率で、都内の人出は依然、減少傾向を保っています。

一方、首都圏の３県と北海道の人出を見てみると、２６日と比べ、横浜駅で１４．２％増えるなど、多くの地点で増加傾向となっています。感染拡大前と比較すると、減少率は、千葉駅の２３．８％をはじめとして２割から４割にとどまり、少しずつ人出が戻ってきているのが分かります。