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パキスタン機 着陸やり直す際に墜落と判明

2020年5月23日 15:11

パキスタンで99人が乗った旅客機が住宅地に墜落した事故で、旅客機は着陸をやり直そうとした際に墜落したことがわかりました。

パキスタンの最大都市カラチで22日、乗客乗員99人が乗ったパキスタン航空の国内線旅客機が、空港そばの住宅地に墜落しました。

パキスタン航空によりますと、旅客機はいったん着陸態勢に入りましたが高度を上げて旋回し、再び着陸しようとした際に墜落したということです。

この事故で、乗客2人は生存が確認されましたが、97人が死亡しました。日本人が巻き込まれたとの情報はありません。

旅客機のパイロットは墜落直前の交信で、「両方のエンジンを失った」と告げていたということです。

パキスタンでは新型コロナウイルスの影響で、国内線の運航を一時停止していましたが、今月16日から一部の路線で運航を再開したばかりでした。