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厚労省 国内初の「抗原検査」キットを承認

2020年5月13日 1:24
厚労省 国内初の「抗原検査」キットを承認

厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染しているか短時間で調べられる国内初の「抗原検査」の検査キットを承認しました。

「抗原検査」は、新型コロナウイルスの感染の有無を確認するため、ウイルスを形作るタンパク質を検出するもので、厚生労働省は、検査薬を販売する「富士レビオ」が開発した抗原検査の検査キットを、13日、承認しました。国内で承認されたのは初めてです。

抗原検査は患者の鼻の奥の粘液を採取し、15分から30分で感染の有無を調べることができます。

精度は、従来のPCR検査より低く、抗原検査で陰性となった場合は、PCR検査で再検査することになります。

感染防止対策がとられている医療機関で使われることになりますが、厚労省は、検査の対象者や方法などについて、13日にガイドラインを策定するとしています。